【アートメイクを学ぼうと決めた1ヶ月の軌跡】迷い、悩み、立ち止まりながら進んだリアルな記録

「アートメイクを学ぼう」と決意してから、あっという間に1ヶ月半が経ちました。
正直、ここまで悩むと思っていませんでした。
やると決めたら一直線に進める――そんなふうに思っていた自分が、今では毎日のようにInstagramやスクールの資料とにらめっこしています。
この1ヶ月半は、まさに情報収集と葛藤の連続でした。
この記事では、自分自身のための記録としても、そしてこれから同じ道を歩もうとする誰かの参考にもなればと思い、1ヶ月間半の流れを“総復習”としてまとめておこうと思います。
【きっかけ】アートメイクの道を意識し始めた瞬間
最初のきっかけは、従兄弟がアートメイクの仕事をしていたことでした。
「こんな働き方があるんだ」と驚いたのが始まりで、そこから自然と自分の中でも「やってみたい」という気持ちが芽生えていきました。
看護師として医療現場で積み重ねてきた経験を、美容の世界で活かすことができる。
その可能性に魅力を感じたのと同時に、私は美容がもともと好きだったことを思い出したんです。
【最初に動いたこと】Instagramで世界が広がった
最初に行ったのは、Instagramでアートメイク専用アカウントを作ること。
地元で活動しているアーティストさんたちをフォローして、症例を毎日見る生活が始まりました。
目が慣れてくると、自分の好みもだんだんと明確になってきて、
「私はこんな毛並みが好き」「この色味が理想」
そんな風に、自分の“好き”がはっきりしていくのが楽しくてたまらなかったです。
【勇気を出してDM】不安のなか、踏み出した小さな一歩
ある日、思い切ってInstagramで気になっていたアーティストさんにダイレクトメッセージを送りました。
「お忙しい中すみません…」と躊躇しながら送信ボタンを押したあの瞬間、心臓がバクバクしていたのを今でも覚えています。
でも、数時間後にはご丁寧なお返事が届き、しかも「お時間があれば直接お話ししても大丈夫ですよ」とまで言ってくださったんです。
DMだけでも感激だったのに、直接話せるなんて夢みたいで、その日はずっとワクワクが止まりませんでした。
【比較のはじまり】A・B・C・オンライン、4つのスクールを調査
そこからは、本格的なスクール比較が始まりました。
ノートに条件を書き出し、優先順位を明確にしながら、以下の5つを基準に1校ずつ分析。
- 講師の症例が“理想”に近いか
- 病院やクリニックと提携しているか
- 費用(移動・宿泊費も含めて)
- 実際に通った人の声が聞けるか
- 卒業後のアフターフォローがあるか
【Aスクール】理想が詰まっていた。でも現実を知って崩れた
最初に「ここだ!」と思ったのがAスクール。
症例も美しく、費用も想定内、提携先クリニックもあって完璧に見えました。
でも実際に通った方のリアルな声を聞いたことで、一気に現実が見えてきました。
「講師が現場に出ていて授業が手薄」
「卒業後のフォローが全くなかった」――
期待していただけに、夢から醒めるような失望感が残り、候補から外すことに。
【Bスクール】現実的で堅実。でも気持ちが動かなかった
次に検討したのがBスクール。
こちらは医療提携もあり、費用も現実的。
実際に通った人の声もよく、夫からも「ここがいいんじゃない?」と言われたほどでした。
でも、どうしても講師の症例が自分の好みではなかった。
たったそれだけ?と思われるかもしれません。
でも「せっかく学ぶなら、心から“こうなりたい”と思える技術を学びたい」――
その気持ちを無視できず、見送りました。
【Cスクール】費用と距離は理想。でも学びたい領域と違った
個人で運営しているCスクールも検討しました。
症例は上手、費用も良心的。距離的にも無理がなく、「現実的に通いやすい」という点ではピカイチでした。
でも、病院やクリニックと提携していないという点が、医療アートメイクを目指す私にとっては大きなネックでした。
“自宅サロン”での指導は、私の進みたい道とは方向性が違い、こちらも候補から外しました。
【オンラインスクール】理想に最も近い。今の第一候補
そして今、第一候補として検討しているのが「オンラインスクール」です。
症例もまさに理想。
医療提携あり、卒後サポートも充実。
オンラインで学べる点も、子育て中の私にはありがたい。
ただ、実技研修は東京や大阪まで行かなければならず、費用も時間もかかる。
ここだけが今の最大の悩みです。
でもそれを差し引いても「学びたい」と思える環境が揃っており、現時点ではこのスクールが最も可能性を感じています。
【この1ヶ月で得たもの】自分の“軸”がはっきりした
この1ヶ月、迷い続けたようでいて、実は“自分が何を大事にしたいのか”がはっきりしてきた時間でもありました。
- 「講師の技術が好きかどうか」は、やっぱり大切。
- 「医療アートメイクとして働きたい」という志は、途中でブレなかった。
- 「通い続けられる現実性」も、冷静に見ておく必要がある。
妥協せず、でも無理もしすぎず。
自分の「好き」と「現実」のバランスを取るために、今もまだ選択を続けています。
まとめ:この悩んだ時間も、きっと未来の土台になる
たった1ヶ月。だけど、私にとっては濃くて、必死で、悩み続けた1ヶ月でした。
もし「迷っていること」自体がダメなことだと思っていたら、ここまでこれなかったと思います。
迷っていい。悩んでいい。
そのプロセスの中でしか、本当の“納得”は得られないのだと今なら思えます。
このブログを読んでくださっているあなたも、同じように迷っているなら――
ぜひ、あなた自身の“軸”を見つける旅を、丁寧に歩んでみてください。