アートメイクスクール選びの正解は?後悔しないための手順書

- フルタイムで働きながらアートメイクを学べるのか不安…
- アートメイクスクールがたくさんありすぎて、何を基準に選べばいいかわからない
- 有名なスクールが多いけど、地方在住で通うのが難しい
- 費用や時間をかけるからこそ、絶対にスクール選びで失敗したくない
- 「卒業後にちゃんと仕事になるのか」リアルな体験談が知りたい

この記事では、私が実際に使った“スクール選びの5つの基準”と、
どうやって決断に至ったかを解説します!
アートメイクを学びたい。でも、どのスクールを選べばいいかわからない。
私が最初にぶつかったのも、まさにこの悩みでした。
検索すればたくさんのスクールが出てきて、どこも良さそうに見える。
SNSでも調べた。でも、なかなか「ここだ」と決めきれない。
高い受講料と時間をかけるからこそ、失敗したくない。
「誰か経験者が教えてくれたらいいのに…」そう思っていました。
この記事では、私が未経験からアートメイクスクールを選ぶまでに考えたこと、調べたこと、実際に行動して見えてきた“選び方の基準”をお伝えします。
同じように悩んでいる方のヒントになれば嬉しいです。
STEP 1:スクールを選ぶ前に、まず“働き方”を見直した

アートメイクを学びたい。そう思ったとき、私はまず考えました。

この生活のままで、ちゃんと勉強できるの?
仕事に家事、育児。
どれも大事で、手を抜けない毎日。
その中に“勉強”という新しい挑戦を入れようとしたとき、どうしてもバランスが取れない未来が見えました。

両立は無理。
中途半端にやって後悔するくらいなら、
最初から“できない”と認めて、環境から変えよう。
そう思った私は、スクールを探し始める前に、働き方そのものを見直すことを決めました。
正社員という安定を手放すのは、正直、怖かったです。
でも、「本当にやりたいことを叶えるための決断だ」と、自分に言い聞かせました。
- 夜勤のパート(週1回)で最低限の収入を確保しつつ、
- 訪問看護(直行直帰OK)で、日中の時間と家族との時間を両立
ただし、これはあくまで「私の場合」。

もし子育てやご主人の協力が難しくて、夜勤パートが現実的じゃない場合は、訪問看護だけでも十分だと思います。
大切なのは、周囲と比べることではなく、今の自分にできる範囲で一歩ずつ進むこと。
学びたいという気持ちがあれば、きっと道は見えてきます。
STEP 2:スクール情報を徹底的にリサーチ

働き方を変えて時間が生まれると、ようやくスクール探しに集中できるようになりました。
まずは、知名度のある大手スクールから調べました。
◆ 全国展開の大手アートメイクスクール
どこも実績があり、症例数も多く、安心感は抜群。
でも、私のように地方に住んでいると、「東京に何度も通う」「数週間泊まり込み」といった条件はかなり厳しい…。


そこで視点を変えて、地方都市で学べるスクールも探し始めました。
◆ 地方で見つけた選択肢
- 美容クリニックが開いている併設スクール
- いくつかの施設と提携し、複数地域で開講しているスクール
- 個人で開業している講師による少人数・マンツーマン指導のスクール

有名じゃなくても、自分に合っていればいいのかも。
近くで無理なく通える環境の方が、続けやすい。
「全国的に有名」よりも「通える・続けられる」ことが、私にとっての現実的な基準になっていきました。
STEP 3:自分なりの“選ぶ基準”をつくる

スクールを探していく中で、「どこがいいか」以前に、
「自分が何を目指すのか」をはっきりさせることが、すごく大切だと感じました。
それまでは、なんとなく「全部学べた方がいい」「資格も多い方が安心」と思っていました。
でも、情報を集めるうちに気づいたんです。

全部を一度に学ぶのは、時間もお金もかかる。
今の自分に本当に必要なスキルって、なんだろう?
そこで私はまず、どこまで学ぶか=学びの範囲と目標を明確に決めました。
▶︎ 学びの範囲は「眉」と「手彫り」に絞る
アートメイクには、眉・リップ・アイライン・ヘアラインなど、施術部位がたくさんあります。
技法にも「手彫り」と「機械彫り」があり、それぞれに特徴があります。
すべてできるようになれば理想だけど、私の目標は“フリーランスとして最低限働けるようになること”。
だからまずは、需要の高い眉、そして細かいニュアンスを出せる手彫りの習得に集中することに決めました。

全部じゃなくていい。
まずは“今の自分に必要なこと”を確実に身につけよう。
そして将来的に必要だと感じたら、働きながら他の部位や技術を“順番に学び足していけばいい”と考えています。
この「段階的にステップアップする」という考え方は、時間もお金も限られている人にはとてもおすすめです。

▶︎ スクール選びの“5つの基準”も明確にした
同時に、スクールを選ぶうえで大切にしたいポイントもリストにしました。
- 講師の症例が“理想”に近いかどうか
→ SNSで症例を確認。「自分もこうなりたい」と思えるかが大事! - 病院やクリニックとの提携があるか
→ 技術力の信頼性と、卒業後の選択肢の広がりに関わる - 移動や宿泊費も含めた総費用が現実的か
→ 表示された受講料以外に、かかる費用は意外と多い - 卒業生のリアルな声が聞けるか
→ SNSや口コミ、体験談は宝。雰囲気や実態を知る手がかりになる - 卒業後のアフターフォローがあるか
→ 再受講や就職サポート、開業支援の体制があると安心

“正解のスクール”じゃなくて、“私に合ったスクール”を選ぼう。

「どれだけ学ぶか」「どこまで学ぶか」を自分で決めることは、
迷いや不安の多いスクール選びの中で、ブレない軸になります。
完璧を目指さなくていい。
まずは最低限必要なスキルを、現実的な範囲で身につけること。
それが、私にとってのベストなスタートラインでした。



STEP 4:SNSとオープンチャットで“リアルな声”を集めた

スクールの公式サイトやパンフレットでは、どこも良く見える。
だからこそ私は、「実際に通った人の声」=リアルな体験談をどうしても知りたかった。
そのために使ったのが、SNSとLINEのオープンチャットです。
▶︎ インスタとThreadsで“卒業生”を探す
インスタグラムでは「#アートメイクスクール」「#アートメイク練習」などのハッシュタグを活用。
実際に通っている人・卒業した人のアカウントを見つけて、勇気を出してDMを送りました。
すみません、突然のDMで失礼します。
○○スクールを検討していて、実際通われた方の感想を聞かせていただけたら…

ありがたいことに、丁寧に返信してくださる方も多く、
「どんな雰囲気だったか」「技術はどれくらい身についたか」「講師との距離感」など、ネットでは分からない生の情報が得られました。

▶︎ LINEのオープンチャットも、貴重な情報源
もう一つ、意外と見落とされがちだけど有力なのがLINEのオープンチャットです。
「アートメイクスクール選び」や「フリーランス看護師」などのテーマで検索すると、
同じように情報収集している人、すでに学んでいる人、現場で働いている人が匿名で情報交換している場所があります。
そこで得たのは、こんな情報
- スクールの実際の授業内容や設備
- 通っている人の年齢層や職歴
- 卒業後の進路(フリーランス、クリニック勤務など)
- おすすめの練習道具や先生の評判

広告じゃない“素の声”って本当に貴重。
LINEだから匿名で本音が聞けるし、同じように悩んでいる人がいるだけで心強かった。
オープンチャットは聞くだけ参加でもOK。
自分から質問すれば、現役の技術者や経験者が答えてくれることもありました。

「情報収集=検索」だけではなく、“人とつながる”ことが、何よりの近道でした。
DMやLINEのオープンチャットで得たリアルな声は、
私にとって公式サイトの何倍もの説得力がありました。
「ちょっと怖いな」と思っても、
一歩踏み出して質問してみると、思っていた以上に親切に教えてくれる人が多いです。
STEP 5:自分の基準に当てはまったスクールに申し込んだ

情報収集をして、働き方を整えて、学ぶ範囲を決めて、リアルな声にも耳を傾けて──
ようやく私は、「ここだ」と思えるスクールに出会いました。
決め手になったのは、自分で明確にした“5つの基準”にしっかり当てはまっていたことです。
✅ 私が実際に使ったスクール選びの基準(優先順位つき)
- 講師の症例が“理想”に近いかどうか
→ SNSや症例写真を見て、「自分もこうなりたい」と思えることが一番の基準 - 病院やクリニックと提携しているか
→ 信頼性があり、卒業後の働き方の幅が広がるかどうか - 移動・宿泊費も含めた費用感が現実的か
→ 授業料だけでなく、通学にかかるコストも含めて検討 - 実際に通った人の声が聞けるか
→ SNSやDM、LINEオープンチャットなどで、リアルな声を集めた - 卒業後のアフターフォローがあるか
→ 再受講、開業支援、実務サポートなどの体制があるか

正解のスクールじゃなくて、“自分に合ったスクール”を選ぶ。
それが、後悔しない選び方だと思った。
自分で考え抜いて、行動して、選んだスクール。
不安がゼロになったわけではないけれど、納得して申し込めたことが、今では大きな自信になっています。


まとめ|“理想のスクール”ではなく、“今の自分に合ったスクール”を選ぶということ
アートメイクを学びたいと思ったとき、最初に悩んだのが「スクール選び」でした。
情報が多く、どこも魅力的に見えて、決め手が分からない。
家事・育児・仕事の両立に不安もあり、「本当にできるのかな」と何度も立ち止まりました。
でも、私は次のようなステップを踏むことで、一歩ずつ前に進むことができました。
🌿 私が実際に選んだ“5つのステップ”
- 正社員を辞めて、学びの時間をつくる働き方に切り替えた
- 大手・地方スクールをリサーチして、自分に通える選択肢を探した
- 学ぶ範囲を“眉”と“手彫り”に絞り、まずは最低限のスキル習得を目指した
- SNSやLINEオープンチャットを活用し、リアルな声を集めた
- 自分で決めた5つの基準に当てはまるスクールに、納得して申し込んだ
完璧を目指すのではなく、今の自分にできる範囲で確実に一歩を踏み出すこと。
それが、私にとって一番大事な考え方でした。

“全部できる”より、“ちゃんと続けられる”が大切。
あなたにも、きっと自分にぴったりのスクールがあります。
焦らず、でも止まらず、自分のペースで進んでください。
スクール選びは、技術を学ぶ前の大きな分岐点。
だからこそ、情報だけに振り回されず、“自分の基準”で選ぶことが、後悔しない選択につながるはずです。
このブログが、あなたの第一歩の支えになれば嬉しいです。