【自分なりに徹底比較】理想のスクールを探して、私がチェックした5つのポイント

悩みながらも、私は「今できることをしよう」と思い、
自分なりにアートメイクスクールの情報収集をはじめました。
ネット検索はもちろん、Instagramでの症例チェック、
説明会の口コミ、SNSで実際の卒業生を見つけてフォローするなど、
できる範囲で、ひとつずつ丁寧に確認していきました。
その中で、私が特に重視したのが以下の5つのポイントです。
私が重視した5つのポイント
✅ 講師の症例が“理想”に近いかどうか
まず最初に見たのは、講師の症例でした。
いくら資格があり実績のある先生でも、仕上がりが自分の好みでなければ、その技術を本当に学びたいと思えるかどうか疑問に思ったからです。
私は特に、毛並みが自然で柔らかく、骨格に合わせて美しくデザインされているような眉に惹かれました。
Instagramで症例写真を見比べながら、「この仕上がりが好き」「こうなれたら嬉しい」と思えるものをいくつも保存し、どのスクールの講師がその理想に近いかを丁寧に見ていきました。
それでも、すべてが理想通りの講師ばかりではなく、
「技術は好きだけど教え方は少し厳しそう」「センスはあるけど卒後の実績が少ない」など、完璧な人はいないんだなとも気づきました。
✅ 通える場所にあるかどうか
私には小さな子どもがいます。
だからこそ、“通いやすさ”は最優先レベルの現実的な問題でした。
通学に何時間もかかったり、宿泊が必要だったりするスクールは、いくら魅力的でも難しい。
「家族にお願いできるか」「仕事との調整が可能か」「費用以外にどんな負担があるか」など、スクールそのもの以外の条件もすべて関係してきます。
大都市のスクールには確かに魅力がありました。
でも、そこに通うために家を空け続けるとなると、家族への負担や生活リズムへの影響は大きくなります。
結局、「自分が無理せず通える距離かどうか」という条件に向き合うことは、夢と現実の間に橋をかけるような作業でした。
✅ マンツーマンで学べるかどうか
初心者の私にとって、いちばん不安だったのは「ついていけるかどうか」でした。
グループ制だと質問しにくい雰囲気があったり、自分のレベルに合わせた指導が受けにくかったりすることもあります。
その点、マンツーマン指導は「わからない」をそのままにしないで済む安心感がありました。
講師と1対1で向き合える時間が確保されているかどうか、実技の指導スタイルはどうか、なども比較検討の対象に。
ただ、すべての授業がマンツーマンであるスクールは少なく、グループ+個別のハイブリッド型が多い印象でした。
ここでも、「100点の条件」は難しく、自分の性格や学びのスタイルに合っているかどうかが判断基準になりました。
✅ モニター数や卒後フォローの内容
アートメイクは“学んだら終わり”ではなく、“実践してからが本番”。
だからこそ、モニター数や卒後のフォロー体制は実技力をつけるうえで絶対に外せないポイントでした。
何人のモデルを施術できるのか。
それはスクールが提供してくれるのか、自分で集めるのか。
卒業後も講師に質問できる環境はあるのか、再受講やフォローアップ研修はあるのか。
理想は「何度でも相談できるフォロー体制」でしたが、実際はフォロー期間に制限があるスクールが多く、ここでも現実とのギャップを感じました。
完璧なフォロー体制を求めすぎると選択肢が狭くなる。
だからこそ、「自分はどれくらいサポートが必要か」を考える必要がありました。
✅ 費用と支払い方法
最後に、そして最もシビアだったのが“お金”の問題。
スクールによって金額の差が大きく、しかも授業料だけでなく、機材費や試験費用などが別途かかる場合もあります。
私にとっては「家計とのバランスを保ちながら学ぶ」というのが大前提。
分割払いの有無やローンが使えるかも比較のポイントになりました。
高額=良いスクールとも限らないし、安いからといって内容が薄いとも限らない。
「この金額をかけてでも学びたいかどうか」という判断が、自分にとっては最後の決め手でした。
まとめ:満点のスクールはなかった。でも“納得できるか”が大事だった
いろんな項目を見比べてみて、正直に言えば、どれも“満点のスクール”ではありませんでした。
場所は良いけど費用が高い、内容は素晴らしいけどフォローが弱い――そんなことばかり。
でも、だからこそ思いました。
自分がどこに重点を置くかで「正解」は変わる。
私は「どこが一番有名か」ではなく、「どこだったら今の自分が頑張れるか」を基準にして選ぼうと思いました。