【自主練スタート】“5分でもやる”と決めた日から|私のアートメイク練習ルールと習慣

アートメイクスクールに通い始めて、
少しずつ練習のペースも整ってきました。
講義での学びをそのままにせず、自分のものにするために必要なのが「自主練習」。
正直、家事・育児・仕事に追われながらの練習は簡単ではないし、
“時間があったらやろう”では、きっと手を動かせないままだと思いました。
だから私は決めたんです。
「どんなに短くても、毎日5分は練習する」と。
◆ 自主練習を始めたきっかけ
講義のたびに先生が言っていた言葉があります。

とにかく手を止めないこと。
上手い下手じゃなくて、継続が一番大事。
実際、スクールに通っているときは「できるかも!」と思っても、
時間が経つと手の感覚が鈍くなってしまう。

これはもう、自宅でも“習慣化”するしかない
と思ったのがきっかけです。
◆ 私が意識している3つのこと
練習するときに、ただ“こなす”のではなく、明確な意識を持って取り組むようにしています。

▶︎ 1. 左右差をなくすこと
顔はそもそも左右非対称。だからこそ、描く眉毛はできるだけ左右対称に整えたい。
1mmのズレが違和感に直結するのが眉の世界。
鏡で左右反転して確認したり、ガイドラインをしっかり引いてバランスを見るなど、
「見た目の揃い」だけでなく、「印象として違和感がないか」も気にしています。
▶︎ 2. 毛幅を均一に保つこと
毛の間隔や太さがバラつくと、どんなに美しいデザインでも雑に見えてしまう。
特に人工皮膚で練習していると、自分の“手癖”がくっきり見えてくるんですよね。
毎回、毛幅・角度・密度にムラが出ていないかをチェックしてから、次の練習に進みます。
▶︎ 3. 筆圧に強弱をつけすぎないこと
筆圧が強すぎると、線が太くなり過ぎる。
逆に弱すぎると、線がかすれて見えない。
特に、「抜き」を意識したときに力が入りやすいと先生に指摘されました。
自然な仕上がりに見せるためには、力を抜いて一定の圧で彫ることが本当に難しいと痛感しています。
◆ 私の練習スケジュールと習慣
育児と家事の合間に時間を確保して、今は以下のリズムで進めています。
- 平日〜土曜:1日30分〜2時間練習
- 日曜:完全オフ(子どもとの時間に集中)
- 時間がなくても、最低5分だけでも手を動かす
日によってはまとまった時間が取れないこともありますが、
“毎日ペンを握る”という感覚だけは絶対に途切れさせたくないと思っています。
🔸 実際の練習内容は…
- 30分あれば→眉デザインの練習(左右対称/フリーハンドで線引き)
- 1時間以上あれば→毛並みの鉛筆トレーニング+人工皮膚で手彫り
意識しているのは、“継続できる形にする”こと。
完璧にやろうとすると続かないから、「今日はここまで」と区切って達成感を持てるようにしています。
◆ 練習画像をLINEで先生に添削してもらえる環境
毎日の練習結果は、LINEで先生に画像を送っています。
そして先生は、講義外の時間にもかかわらず、毎回丁寧にフィードバックをくださるんです。
たとえば…
- 「この角度はとても自然でいいですね!」
- 「ここの線は少し浮いて見えるかも。もう少し抜き気味でも◎」
- 「ここの太さは前回より安定しています」
といった具体的なコメントで、上達ポイントも課題も明確になります。
◆ 先生への感謝
正直、スクールを選ぶときにここまで親身になってくれる先生に出会えるとは思っていませんでした。
講義中だけでなく、自宅練習にも寄り添ってくれる。
- 質問にもすぐに返してくれる
- 添削も細かくしてくれる
- 私の生活リズムに合わせて進行を調整してくれる
アートメイクの技術だけでなく、“人としての姿勢”も学ばせてもらっている気がしています。
◆ まとめ:続ける力は、誰かに見てもらえることから生まれる
アートメイクの練習は、地道で孤独です。
でも、“見てくれる存在”がいるだけで、こんなにも心強くなるんだと実感しています。
まだまだ線はブレるし、筆圧も不安定。
でも、今の私は確実に昨日より前に進めていると思える。
これからも、自分の手で描く力を育てながら、
「いつか誰かの顔に本当に触れる日」を目指して、コツコツと進んでいきます。