【夢を追うのはわがまま?③】希望の光を探して、自分でレールを敷くということ

アートメイクのスクールを探しはじめて、もう2ヶ月過ぎた。
自分に合いそうなスクールの情報をひとつずつ比較し、
通学可能な距離、費用、講師の技術、卒業後の支援体制――
あらゆる観点から調べ続けてきました。
その中で見えてきたひとつの選択肢が、「大手のオンラインスクール」。
でも、情報を集めれば集めるほど、私は不思議な違和感に包まれていきました。
✅ 将来の“自分の姿”がまったくイメージできない
大手スクールのカリキュラムは整っているし、
講師の症例も美しく、アフターフォローも充実している。
でも――
卒業した後の「私」がどう動いているかが、まったく想像できない。
- 施術場所は?
- 症例集めは?
- 都会に通う生活?
- 集客はどこから?
- 子どもとの時間はどうなる?
オンラインで学ぶことがゴールじゃない。
その先にある「リアルな日常」が、どうにも見えてこないのです。
✅ “赤字覚悟”で症例を集める?現実的に考えても厳しい
仮に、症例を集めるために毎週日曜日だけ都市部へ出るとしたら…。
- 交通費(往復)+レンタルスペース代:1日2万~4万円
- モニター施術は薄利 or 材料費で相殺
- 1日2人施術できたとして月8件
- 100件に到達するには1年以上(キャンセル含まず)
時間、費用、体力…。
そして一番気がかりなのは、家族の時間をどうするのかということ。
うちは共働き。
唯一ゆっくり家族で過ごせる日曜日に、毎週ひとりで都市部に通う?
――本当にそれをやる覚悟が、今の私にあるのだろうか?
✅ 「そこまでして、アートメイクをやるべきなの?」
自問自答を繰り返します。
- アートメイクを本当にやりたいのか?
- “今”じゃなきゃダメなのか?
- 子どもとの時間を犠牲にしてまで価値があるのか?
- それだけのリターンが得られるのか?
夢はある。
でも、現実は厳しい。
「やりたいこと」と「やれること」のギャップに押しつぶされそうになる日もあります。
✅ 答えも、レールも、誰かが用意してくれるものじゃない
私の住んでいる地域には、理想的なスクールも提携先も少ない。
情報だって、都会に比べたら圧倒的に少ない。
答えが明文化されていない世界。
成功パターンも、ロールモデルも、ここにはない。
だからこそ、自分で探すしかない。
そして、自分でレールを敷いていくしかない。
そんな不安の渦の中にいながらも、
私は小さな希望のかけらを信じて、まだ歩き続けています。
✅ まとめ:「今はまだ何も見えなくても、歩くしかない」
人によっては、こんな迷いは“遠回り”だと思うかもしれません。
でも私は、遠回りでもいいと思っています。
焦って決めて、後悔するより、
今はたくさん迷って、自分で選び取った道を進みたい。
希望の光があると信じて。
この問いに、すぐに答えが出せる人なんていない。
でも、迷っているその時間こそが、
“夢を現実にする”ための大事なプロセスなんじゃないかと、今はそう思っています。